結婚モチベーションは大事「種火理論」～

2010年11月9日 2023年10月10日

武市潔

たね‐び【種火】とは
いろりなどで、いつでも火がおこせるように残しておく少しの火。
また、ガス器具などで、いつでも点火できるようにつけておく小さい火。　

結婚相談所で活動する際の心得として「種火理論」というものを最近考えています＾＾
なーんて、難しそうな話ではなく、「炎＝モチベーション」の維持は大事ですよって話です。
成婚が多い縁マリッジの特徴は「お見合い主義」です。成婚の９５％はお見合いからです。
１回目のお見合いで決まるのならば問題ありませんが、世の中そうは甘くはありません＾＾；
当会でも1回目のお見合いで運よく決まる方は全体の１５％～２０％くらいです。
という事は多くの方は「結婚」が決まるまで数回はお見合いをしているわけですね＾＾

そこで「炎＝モチベーション」の維持というかバランスが大事になってくると思うのです。
これが毎回「強火」過ぎると、うまく行かなかった際には、後で疲れる事もあるかもしれない。
あるいは逆に「火を消した状態」では、楽しい出会いにはなりにくかったりするわけです。
要するに燃えすぎてもいかないし、消えた（冷めた）状態でもよくないという事なのです。
そこで「種火理論」の登場です（笑）　ほどほどの温かさを維持しておく大切さって事ですね。
「種火＝弱火」の状態をベースに、お互いに「お見合い」に臨みませんか？という理論です。

お互いが程よい温かさで出会い、交際へと繋がった際には「種火」から「中火」へ・・・。
交際が深まるにつれ、「強火」に・・・という感じです。あ、書いてみれば単純な話でしたね（笑）
単純ですが同じような「温度」って大切だと思うのです。特に結婚に繋がる「結婚温度」は・・・。
それくらい「お見合い」はエネルギーを使うものだ　という事でもあります。
また、エネルギーを使わない「遊びのような軽い出会い」なら「お見合い」の意味も無いです。
人と人が出会う、それも「結婚」に繋がる出会いなのですから、普通に疲れて当たり前です。

だからこそ、「モチベーション」の維持ってとても大事だと思うのです。
もちろん「結婚したい！」というモチベーションの事です。それだけに
いつも燃え過ぎていても疲れる事もあるだろうし、冷めていては大事な縁に気づかず逃してしまう。
だからこそ「種火＝弱火」で「いつでも火がおこせるようにしておく」のです。
「この人だ！」と、予感が確信に変わった時に、一気に「強火」に燃え上がれるように・・・。
もちろんエネルギーが有り余っている方は「常に強火」の状態でもいいと思いますが。

結婚だけは「相手がいること」なので、自分だけ強火なのもよくないかもしれません。
そして消してしまうのはもっとよくないですよね。　だから「種火」です＾＾
いつでも「燃え上がる準備」が出来ている事はとてもいいことだと思います。
種火のようなモチベーションを、最低限、維持しつつ「最後の出会い」を待ちましょう。
もちろん「最後の出会い」になる、お相手こそが、貴方の「結婚相手」です。
「種火」の状態で、ほどよくリラックスして楽しい出会いになると温かくなりそうですよね＾＾

寒い冬は、縁マリッジで温かい「お見合い」に限ります！！