安ければいいのでしょうか？

2007年8月23日 2023年4月4日

武市潔

物を買う際の基準のひとつに「金額が高いか安いか」ってのがあります。
当たり前ですよね（笑）
コンビにとかで並んでいるような同じ商品や有名メーカーの電化製品とかを買うのであれば比較して安いに越した事はないですね。かといって、たった1円安いからといって、ガソリン代を使って遠くのコンビニまで、その1円安い商品を買いに行く人も滅多にはいないでしょうが（笑）

逆に同じような商品だけど、高いのを買う人もいますよね。
外国の商品で、安全性等が心配だから少々高くても、品質がいい国産の商品を買う事もあるかと思います。あるいはそういった事を全く気にしない方もいます。
モノの値段というのは簡単に言うとそのようなものだと思います。
高いか安いか、その人の価値観が決めるという部分もありますよね。
結婚相談所と、一口に言っても色々な業態があります。

前回の「結婚相談所はどこでも一緒じゃないですよ」の記事でも書きましたように、どこの相談所でも一緒という事はありません。
安い金額で入会できる、出会い系のようなノリの相談所もあれば、高額なお金を取る大手の相談所までピンからキリまであるでしょう。そしてこれは何に対してもそうですが「安いには安いなりの、高いには高いなりの理由がある」のだと思います。それと考えなくてはいけないのは、何故安いのか？何故高いのか？その金額は自分にとって適正なのか？という事が大事だと思うのです。

金額が安ければ、それだけでいいのかなぁ～？という事だと思います。
たまに電話であるのが、いきなり「お宅はいくら？」みたいな電話です。
幾ら払えば、結婚させるのか？といったような感じです（笑）
これが何処にでもある、例えば名のあるメーカーのＴＶとか冷蔵庫とかの商品でしたら金額を告げて、あとはお客さんに比較して判断して貰えばいいのですが結婚相談所ではそうは行きません。
何故ならば結婚相談所には、お売りする商品はひとつもありません。

あえてあるとすれば、結婚を真剣に考える成年男女の会員さんがいるだけです。
商品というモノではない、目に見えないモノ、例えば「人の温かさ」や「適切なアドバイス」や「情報量の豊富さ」、「安心・安全」などの「仕事に取り組む質や情熱」が左右するからです。
上記の例でいうと「思ったより安いですね」という方もいれば「高い」という方もいるし、または金額を告げた時点で、いきなり電話を切られる方もたまにいらっしゃいます。非常に悲しいです。

もちろん、その方はより安いところを探してらっしゃるのでしょうからお気持ちはわかりますが、金額が高いか安いかだけで決めるのはちょっと勿体無いなぁ～と思います。
私どもの相談所の金額はＨＰにも記載していますが、ＨＰを見られない方が、金額だけ聞いてガチャっと電話を切られると非常に哀しいですので（笑）
せめて、お話だけでも聞いてから判断して欲しいなぁと思った次第です＾＾；
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