「プライド」　は相手の為に・・・

2008年4月14日 2023年10月10日

武市潔

プライドって必要ですよね。
人が人として生きていく上で大事なものです。それは男性も女性も同じ。
譲れないもの、守らなくちゃいけないもの・・・。人それぞれに色々あるかと思います。
但し、必要以上に高すぎるプライドは如何なものかと思うわけです。
結婚相談所でいえば、お見合いを自分から申し込むのはプライドが・・・とか。
お見合いを申し込んで、もし断られたらプライドが・・・とか。

お見合いの返事が、私だけが「ＹＥＳ」だったらプライドが・・・とか。
男だから、何でも知っていないとバカにされる・・・なんて、プライドとか・・。
考えてみたら色々と余計なプライドって多そうな気もしますね。　あるいは自分に自信が無いことからくる「無意識のプライド（鎧）」　にも注意が必要ですね。
プライドは大事なものですから、持っていた方がいいに決まっています。
しかし、中には必要では無い「プライド」もたまにあるようです。

例えば、どんなに素敵な男性や女性であろうと、お見合いを断られることはあります。
「私には勿体無い」なんてお返事もあれば、カッコイイ人は苦手だと言う方もいますからね。
全ての人が、キムタクさんや、松嶋菜々子さんが、好みではありませんからね。
お見合いを申し込んで断られる事があったとしても『振られた』とか『自分を否定された』みたいに、ガックリ来ることはありません。
それはお互い様ですから。また、それが結婚の「縁」だと思うのです。
結婚相談所は入会したから、それだけで「安心」と言うものではありません。

もちろん安心されて、いいのですが（笑）大事な事は「行動」なのは間違いありません。
男性も女性も、受身で、じっとしているだけでは、勿体無いものです。
その時に邪魔になるのが「無駄なプライド」だと思うのです。先ほどのお見合い申し込みの話もそうだし、知らないことは知らないといえる勇気や、教えて！と言える素直さなども大事ですよね。
それは例えば、デートスポットや、食事場所、あるいは気の効いた言葉等にしてもそうです。
知らない事や苦手な事などは無駄なプライドを取り去って教えてもらう事もたまにはいいのでは？

自分のプライドを守るのに夢中で、大切な相手を無意識で傷つけたり、あるいはシラケさせたりでは勿体無いことです。「自分のプライドよりも大切なものもある」という意識は大事でしょう。
自分のプライドよりも相手のプライドに気づいてあげて大事にしてあげる方がよほどいいのでは？
男性は女性を喜ばせ、女性は男性を持ち上げて、という事で、相手のプライドは大満足でしょう。　結婚するって事は、やはり先日も書いたようにエネルギーは必要です。
特に男性陣は無駄なプライドは脱ぎ捨てて、一所懸命に頑張ってみませんか？

一所懸命な姿って実はカッコイイのだと思います。例え泥臭くても。昔のドラマで武田鉄矢さんが演じた「ボクは死にましぇ～ん」では無いけれど、それはカッコイイものだと思うのです。
知らないことを知らないと言えるのも実は「勇気」だったり「自信」だったりします。
そして、自分の本当の姿で勝負出来るのも、実は無駄なプライドを取り去った時なのでは？
自分の「邪魔なプライド」よりも相手を思いやる「やさしさ」の方が実は大事だと思うのです。
お見合いを申し込むという行為は。実は　「相手のことを思いやる」行為でもあるのです。
断られたら、カッコワルイと思うのは、自分の中だけのチッポケなプライドです。

自分の無駄なプライドを取り去ると、行動範囲やチャンスが一段と広がること請け合いです。知らない事は知らないと言える勇気のお陰で「正直さ」は伝わる、プラスの作用も働くかも？です。
もちろん、それらに甘えているだけではいけませんよね（笑）
普段からの自分磨きは大事です。男性はデート場所や食事の場所の予習くらいは必要ですね。
自分のプライドよりも相手のプライドを思いやれるようになると・・・・いい事があるでしょう。
また、そういった事を意識することも、やはり「自分磨き」にもなるのでしょうね。
結婚に関して必要なプライドは「この人を誰よりも幸せにする」というプライドなのかも？

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