第二印象までチャンスを広げてみよう

2014年1月17日 2023年10月10日

武市潔

出会ったばかりなのに積極的過ぎて、なんだか焦っている印象でした・・・。
どうでもいい話ばかりで、あまり結婚する気がないような印象でした・・・。
どちらも相手は同じ男性ですが、女性が違えば正反対の報告を受けることがあります。
相手によって積極的になり過ぎたり逆にそうではない雰囲気になったりするのでしょうね。
これは男性に限ったことではなく、女性にだってあると思います。
誰でもそういう部分は少なかれあると思いますが、人は相手によって対応が変わります。

「どうして私だけ毎回あまりいい人に出会わないのでしょう」」と嘆く方もいます。
逆に「思った以上に真剣に結婚を考えている素敵な方が多いので楽しいです」という方もおられます。同じ場所で同じやり方で婚活をしているのに真逆の印象を持たれる方々もいます。
全てではありませんが、その人、その人の「受け取り方」で印象は変わってくるということでしょう。
積極的過ぎる人に出会って何だかな～と思う気持ちもわからなくはありませんが逆に考えてみるとそれだけ真剣なのだから逆に黙っている人よりは話しやすいし結論も出しやすいという利点もあります。

積極的に見えるのは、貴方のことがタイプだから必死なのかもしれません。
ノンビリとして見えるのは、あまり焦っているようにみられるのがイヤだからかも・・・。
そして、もしかしたら貴方自身が相手をそうさせている可能性もあるかもしれません。
無意識のうちに、ふとした表情や仕草や喋り方で相手の気持ちを変えてしまっているかも・・・です。ただでさえ緊張しているお見合いの時に、ふと目を合わせたら相手が怒ったような顔をしていたり
あまり楽しそうではない顔をしていたりすると、テンションが落ちる事もあるでしょう。

自分の緊張し過ぎた、しかめっ面が相手を同じような顔にさせてしまったかもしれません。
自分の不用意な一言が相手を傷つけ、その日のテンションを下げさせてしまったかもしれません。自分の熱い気持ちが空回りして、相手を一歩も二歩も後ずさりさせてしまったかもしれません。
逆に相手のしかめっ面、不用意な一言でこちらのテンションが下がってしまうこともあります。
ある意味、お互い様な部分はありますので相手にばかり非を求めてもよくありません。
積極的すぎても消極的すぎても・・・あるいはどっちつかずの友達感覚でも嫌な時は嫌なのです。

理想のタイプと出会えた時にでさえ、人は失敗をすることは多々あるから厄介なものです（笑）
言わないでいいことを言ってしまったり、カッコ付け過ぎて思ってもいないことを言ったりと・・・。
何か喋らなくては、シーンとした間が怖い・・・との思いでついつい余計な事を聞いてしまったりと。
逆に緊張しすぎてうまく喋れない時もあれば、笑顔を上手く作れない時だってあるかもしれません。
余計な事を言ってマイナスポイントを増やさない為に静かな雰囲気の人だっているかもしれません。
お見合いは緊張しますからね・・・。　お互いが少しゆるい気持ちで見てあげるといいと思います。

積極的なのは何故？消極的に見えるのは何故？と温かい気持ちで考えてあげるといいと思うのです。
もちろん不愉快な積極的態度や、とことん疲れるような消極的態度は、論外です。
そうやって相手に好意をもって接してみると次に会った時には、いい感じで出会える事もあります。
お見合いだけではなく、もう一度会ってみて判断するというのも悪くはありません。
お見合い＝イコール＝即結婚ということではありませんから、もう一度会ってみるのは有効です。

第一印象はとても重要な要素になるのですが、実は第二印象も大事だったりするのです。
急ぐ気持ちはわかるけれど、もう一度会って 第二印象 で決めても遅くはない時があります。

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