結婚相手を選ぶ、選べるということ

2016年10月11日 2023年10月11日

武市潔

通常、親は子を選べません。　逆に子供も親を選んで生まれることはできません。
（運命？）で決められた親子として人生を楽しく全うしていくのですよね。
世界で偉人とか成功者とか呼ばれている人たちは意外と大変な境遇の人が多いです。
貧乏であったり、勉強がしにくい環境であったり、親や自分が病気がちであったり・・・と。
しかし、成功する人たちはその与えられた環境で「ＨＡＰＰＹ」を勝ち取るのですよね♪
与えられた環境からスタートし、その後は自分の力で幸せを掴んでいるのでしょう、きっと。

そのような成功者の方々は、例えばトランプでポーカーをしたとしても、与えられた「最初の５枚」に文句をいう人はいないと思います。
その手がどんなに悪い手でも、そこからきっと勝てる手にもっていける人達だと思います。
要は人生の成功者達はどんな環境でも、ベストを作り出す努力ができる人たちなのでしょう。
もちろん選べる状況であるのならば無理して難しい手を選ぶ必要はありませんが、人は本来「与えられた環境」の中でベストを尽くすことにやりがいを感じ成長する生き物だと思うのです。

なんだか我ながら難しい話になってきたなと…思う今日この頃、皆さんお元気ですか（笑）
何が言いたいかというと「選べる」「選べない」という二つの選択肢の話がしたいのです。
親は選べない、子供も選べません。その中で「家族」という族の中で修業をするわけです。
与えられた環境ってのも悪くはないです。ポーカーみたいにチェンジは出来ません。
それはそれで「この家族に生まれたからこそ」という自分の生き方、アイディンティティが出来ていくわけで、自由に家族をシャッフルできない事って実はとても素敵なことなのです。

逃げ道がないからこそ、その環境の中で創意工夫し何かと努力を継続することで成長する。
「選べない」という選択肢がその人の覚悟を磨き人として成長し豊かな人生を築いていく！
家族。それから親友も「選べる」ものではないですよね。そこはわかりやすいと思います。
ところが婚活という言葉の便利さに惑わされ、今や結婚相手は「選べる」時代になってしまった。
結婚相談所の良い点であり、そして悪い点としていえることは「選べる」ということです。
「オレが選ぶ！」「ワタシが選ぶ！」と自分視点になり過ぎて婚活迷路にはまる人続出に・・・。

仮に親友を選ぶ、親友相談所ってあったらどうでしょうか？（笑）なんかオカシイでしょ？
親友はそんな感じで選ぶものじゃない！それこそ自然な流れで・・・なんて言いたくもなります。
親友を選ぶことは簡単には出来ないから、そうなるのです。実は結婚相手も同じですよね。
そして、結婚相手を選ぶ事は、親友を選ぶこと以上に本来、難しいものなのです。
それくらい「選ぶ」という行為は親友や結婚相手に関しては「不似合い」なことなのです。
しかし結婚相談所の婚活は「選ぶ」ことから始まります。選び選ばれないと始まりません！

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