ふたりの（結婚したい）温度をあわせよう！

2017年4月29日 2023年11月10日

武市潔

成婚が多いサポート型相談所での出会いは「お見合い」から始まります。
そしてお見合がうまくいき「もう一度双方が会いたい」となるとお付き合いが始まるわけです。
相談所的な流れでいえば、お付き合いが始まった時点でお互いの連絡先の交換となります。
それから電話やメール、ＬＩＮＥ等の交換をし、デートが始まり交際を育んでいくのです。
お見合い・・・そして最初のデート、２回目のデート・・・と進んでいくわけですね。
お互いに「良い人がいたら結婚したい」という目標で出会っている点が通常と違う所です。

さて、そこでちょくちょく以下の様な悩みというか不満が男女ともに出てくることがあります。
例えば「何回か会いましたが相手の男性はあまり結婚するような気がないみたいです」とか。
そして断るのです。「私は急いでいるのでやる気がない方に時間は使えません」みたいな。
その後、その男性はどうなったかというと次のお見合いで出会った女性とあっさりゴールイン！
という事は、その相手の方は「やる気がない」のではなかったという事ですよね～。
往々にしてこういう事はよくあります。二人の相性が良くなかったという事もあるでしょう。

数か月後に成婚退会したその男性から退会時に話を聞けたりすると、真相がわかる事もあります。
「実はひとつ前にお付き合いした女性は積極的過ぎて自分の気持ちが追いつかなかったんです。
なんか急かされているみたいで落ち着かなかったです。」というような理由だったりするのです。
その男性だけが悪いわけではなく、女性が少し焦りというか急ぎ過ぎたことが原因だったのです。
「ふたりの相性」もあれば「ふたりの温度差」もあるということですね。【結婚温度】ですね。
結婚相談所にいるのだから「すぐに結婚するかどうか決めるのだ！！」ではありませんから（笑）

期限を決めて交際をするにしても、出会ってすぐにひと目惚れのように火が付くような方もいれば、ジワ～っと温かくなっていくように結婚（したい）温度が高くなっていく人もいます。
自分だけ高過ぎてもいけないし、相手よりも極端に低すぎてもいけないという事でしょうか。
自分が高いなぁ～と思った時（相手がまだそれほどでもない時は）少し抑えめにしたりとか。
逆に相手が高いなぁと感じた時（自分が気に入った相手であれば）少し上げ気味に合わせるとか。
そうして（良い方と出会った時は）相手と自分の温度差を調整することも大切だと思います。

理想は「同じくらいの温度」の方々同士が出会った時が最高でしょうね！
数年前に成婚退会されたカップルの男性の方が成婚退会時に笑いながら教えてくれた事があります。
「〇〇さんは私とのお見合いの時、やさぐれていたんですよ（笑）」と。その女性によると、何度かお見合いをしても、うまくいかないのでテンションが一番落ちていた時だったそうです。
ですからお見合の前半から中盤くらいまではあまり盛り上がらなかったとか・・・。しかし、そんな気持ち＝低い温度だったけど男性が女性の温度が上がるのを待ってあげたのでしょうね。

その男性の気遣ってくれる優しさや温かさで、女性の結婚温度も上がっていったのでしょう♪
どっちかが先に熱くなるのはしょうがないこと。（まぁ、低すぎるよりはいいですよね）
どっちかがたまたまテンションそのものが低い時があるのだってしょうがないことです。
大切なことは（良い方と出会った時は）相手と自分の温度差を調整することだと思うのです。
その調整の加減のことを「思いやり」というのでないかと思うわけです(＾◇＾)

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